2016-05-27 20:00
政治
シンガポール外務大臣がミャンマーを訪問

社会整備、農業、教育について相互協力の強化を表明
5月17日から19日、シンガポールの外務大臣Vivian Balakrishnan氏が、ミャンマーを訪問した。滞在中はネピドーとヤンゴンを訪れ、国家顧問のアウンサンスーチー氏や外務大臣等と会談を行った。両国は、相互協力についての可能性を模索中だ。シンガポールはミャンマーに対し、社会基盤整備、農業、教育について、今後より多くの投資を行いたいと表明した。
Balakrishnan氏はフェイスブックで、ミャンマー国民が和解に向けて協力し、正しい道筋をたどっていることを伝えた。さらに、外国投資の多くをミャンマーに注力していくことも表明している。
スーチー氏「多民族国家シンガポールから学ぶことは多い」
スーチー氏は会談後、ミャンマーがシンガポールから学ぶべき点は多い。多民族国家として成立してきた経験は、ミャンマーにとって貴重な教訓だ。(Channel News Asiaより)
と述べている。
Balakrishnan氏は19日、テインセイン前大統領とも面会した。Balakrishnan氏は今後、二国間の協力体制を強化することを伝え、テインセイン氏はシンガポールの開発援助に対して感謝の意を示した。
Channel News Asiaは、両者を「長年の素晴らしい絆」で結ばれた二人、と称している。
外部リンク
Vivian Balakrishnan meets with ex-Myanmar president Thein Sein/Channel News Asia
http://www.channelnewsasia.com/2799112.html
Singapore, Myanmar exploring bilateral investment treaty/Channel News Asia
http://www.channelnewsasia.com/2795162.html
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