ミャンマーニュース

ミャンマー軍のミン・アウン・フライン国軍司令官は5月25日、タイを訪問するためミャンマーを出発した。タイでは、プラユット首相、枢密院のプレム議長、タイ王国軍のソンマイ国軍司令官と会談する見通しだ。

タイでは、ミン・アウン・フライン国軍司令官の訪問を、タイ・ミャンマー両国間の相互関係強化と位置付けている。

ミャンマーでは今年春、約50年ぶりに文民が主体となる政権が発足したものの、同国においてミン・アウン・フライン国軍司令官は強い影響力を有する。同司令官の任期は、今年に入ってさらに5年間延長された。

タイ・ナレスワン大学のミャンマー研究家、Wirat Niyomtam氏によると、同司令官がタイを訪問することにより、タイ王国憲法に規定され、タイ王国軍の任務である国家の安全保障や国境警備が、より強化されるとの認識を示した。

そのほかWirat氏は、アウン・サン・スー・チー国家顧問が欧米諸国と連携を緊密にする一方、ミャンマー軍は、ASEAN諸国の軍と連携を強化しているとの見解を示した。

外部リンク

mizzima
http://mizzima.com/news-regional/myanmar-army-chief-visits

mitvNEWS
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/defence-ties