2016-05-16 17:00
政治
ミャンマー国会、新たに国家顧問省設置を承認

国家顧問省の新設
5月10日、ミャンマー国会は、アウン・サン・スー・チー氏が就任する国家顧問のポストを格上げし、新たな省として承認した。すでに今年3月の時点で、31であった省が21に統合・編成されることは決められていたが、これまで大統領府の下に置かれていた国家顧問が、今回、新たに省として加わることにより、新政府は22の省で組織されることになる。
スー・チー国家顧問の職務遂行を全面サポート
同省の新設は、新政権において国家の重要な役割を担うスー・チー氏の職務遂行をサポートするため、並びに新政府の基本理念たる国民の和解、国内の平和、発展、そして法による統治に必要不可欠なことであるとし、ティン・チョー大統領が「必要に応じて、新たな省を設置できる」という2008年憲法にある大統領の権限を用い、5月3日付けで国会に提案していたものである。新たな閣僚候補ティン・ミョー・ウィン氏
なお、国家顧問省新設に伴い、新たな閣僚として、先日、政府代表で少数民族武装勢力との和平交渉を担当したティン・ミョー・ウィン氏の名が挙がっている。同氏は、スー・チー氏の主治医でもある。外部リンク
MyanmarNews.Net
http://www.myanmarnews.net/index.php/sid/243925869
ミャンマー政府ページ
http://www.president-office.gov.mm/en/
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