2016-05-11 21:00
社会
インド・ミャンマー国境のミゾラムで豚の感染症が発生

ミゾラムはミャンマーから豚の輸入を禁止
ミャンマーとの国境地域であるインドのミゾラムで、ミャンマーから輸入された豚の感染症が発覚した。これを受け、ミゾラムではミャンマーからの豚の輸入を禁止した。感染症が公式に認められたのは国境に接するChamphai地区。3頭に、豚繁殖・呼吸器障害症候群(PRRS)の特徴である皮膚の変色が認められた。3頭は現在獣医師によって投薬を受け回復した。
Champhai地区の研究チームは同地区で調査を実施し、死亡した豚をサンプルにウイルス検査を行った。その後、政府にすべての豚の輸入を禁止するよう求めた。同時に、り患した豚は早急に処分し埋葬するよう命じている。
動物などの密輸が横行する地域 1000頭以上感染の可能性
ミゾラム州はミャンマーと404km、バングラデシュと318kmにわたり国境を接しており、動物や麻薬、武器などの密輸が盛んに行われている。2013年にも6地区で豚の感染症が認められ、多くの豚が死亡した。今回もChamphai地区の周辺では250頭以上が死亡しているという。他に、1000頭以上が感染している可能性があるとしている。
(画像はBurma News Internationalより)
外部リンク
Burma News International
http://www.bnionline.net/
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