2016-05-04 14:00
社会
武力衝突で家を失った家族が、政府支援をもとに住宅再建 UNHCRレポート

2012年の武力衝突により、約2万世帯が破壊される
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は5月2日、ホームページにて、ミャンマー西部のラカイン州で、4年前に武力衝突が原因で家を失った人が、ミャンマー政府の支援によって家を再建したことについて報告している。ラカイン州に住むAminaさんの家族は、2012年に発生した武力衝突により、家を失った。武力衝突によって、約2万世帯の家が破壊されたほか、約14万5000人が避難を余儀なくされた。
避難先では、7つの家族が同じ建物の中で生活していたが、建物は粗末であり、建物内の明るさは不十分であったことなどから、居住者らは不便を強いられた。
ミャンマー政府 避難者らに住宅再建資金を援助
その後、ミャンマー政府からの支援によって住宅再建資金が援助され、Aminaさんの家族は政府の支援を元に家の建設材料を購入した上で住宅を再建した。Aminaさんは、
新しい家は快適で、仮設の住宅と比べると格段に良い。私は、今ここで生活していることを大変嬉しく思う。(UNHCRより)
と、嬉しそうに語った。
UNHCRは、ミャンマー政府の支援に対して評価しており、今後も支援が継続されることで、地域のコミュニティが再建されていくとの見方を示した。
外部リンク
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
http://www.unhcr.org/572725ba6.html
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