ミャンマーニュース

5月1日のメーデーにおいて、ティン・チョー大統領は、労働者に対するメッセージを発信した。

同大統領は、今年のメーデーは新政権の発足後一ヶ月にあたり、記念すべき日であると、祝いの言葉を述べた。また、同大統領は、さらなるミャンマーの発展のために、政府、労働者および雇用者が社会的な常識を元に、互いに良好な関係を築くことが重要との認識を示した。

同大統領は、国際労働機関（ILO）との協力体制により政府が主導となって、強制労働の排除、熟練労働者の育成、海外で働く労働者らの権利強化を推進していくとの考え方を示した。

2015年12月末のASEAN経済共同体発足によって、ASEAN加盟国内では、国を超えた労働者の移動が活発化しているが、その流れを踏まえて、今後は経済の活性化が見込まれている。

同大統領は、今後ミャンマーにおいて、幅広い分野における熟練労働者の需要が高まる可能性について言及した。

なお、同大統領は、人々の生活水準の向上、国内和平の実現、そして、さらなる民主化の進展のために、今後、新憲法を公布する見通しについても示唆した。

外部リンク

新華網
http://news.xinhuanet.com/english/2016-05/01/c_135326304

mitvNEWS
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/intl-workers-day