2016-04-24 06:00
社会
ザガイン地域で鳥インフルエンザ発生 約2万3000羽を殺処分

ミャンマー保健省によると、ヒトへの感染は無し
3月末より、ザガイン地域・モンユワでは、鳥インフルエンザの被害が拡大している。鳥インフルエンザウイルスはH9N2型とみられ、現地の養鶏場では約500羽の鶏が死んだ。これを受け、現地の自治体は約2万3000羽の鶏を殺処分した。なお、ミャンマー保健省によると、現地においてヒトへの感染は見られなかったという。
現地自治体 鳥インフルエンザの即時報告を求める
現地の自治体は、養鶏場で飼育している鶏に鳥インフルエンザの可能性があるとみられた場合は、即座に報告するよう求めた。現地では、鳥インフルエンザが発生した場合、養鶏場の経営に打撃を受けることから、鳥インフルエンザであることを申告しないケースが見られる。
しかし、現地の自治体は、鳥インフルエンザが発生した場合は、速やかに感染拡大を防止する必要があること、また、鳥インフルエンザによる損害が発生した場合は、地域政府と中央政府が連携して補償のとりまとめを行う必要があることから、即座の報告をうながしている。
ザガイン地域では昨年2月、H5N1型の鳥インフルエンザが発生し、約14万羽の鶏が殺処分された。
外部リンク
THE IRRAWADDY
http://www.irrawaddy.com/burma/avian-flu-strikes-poultry
新華網
http://news.xinhuanet.com/english/2016-04/20/c_135296092
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