ミャンマーニュース

シャン州南部のカラウ(Kalaw)では、3日の午前1時頃、土砂崩れが生じ、11人が死亡、4名が行方不明であると地元警察が発表したことをAFPが報じた。同地では数日前から激しい雨が続いていたため、地盤が緩んでいたと見られている。

（画像 ; Myanmar Red Cross Society）金鉱採掘員が住んでいた家では、大木が倒れ、6名の犠牲者を出した。被害を受けた家屋は学校2件を含む、170戸に及んでいる。また、この土砂崩れで崩落した金鉱でも3人の犠牲者が出ているという。

5月3日の未明から、18名のMyanmar Red Cross Societyの隊員をはじめ、警察などが救援活動にあたっている。

負傷者はカラオの病院に運ばれたとのことが、その実数はまだ明らかになっていない。また、交通網も乏しいことで、病院搬送の作業は難航している様子。

3日にはMyanmar Red Cross Societyにより、16名が死亡、被害を受けた家屋は50戸程度との報道があったが、その後11名の死亡、4名の行方不明、被害家屋数170戸との再発表があり、通信が遮断されている地域もあり、混乱が続いている様子がうかがわれる。

また、ミャンマーの北部でも、雨や強風による被害が出ていると報じられている。

外部リンク

Kalaw hit by deadly flash flooding
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/

Myanmar Rains, Gold Mine Collapse Kill 11
http://abcnews.go.com/International/wireStory/

Myanmar Red Cross Society
http://myanmarredcrosssociety.org/