2016-04-20 12:00
経済
5月、木材や木工技術の展示会「ミャンマー・ウッド2016」が開催

木材ビジネス関係者を対象に、素材や技術を展示
5月12日から15日、ヤンゴンのTatmadawエキシビション・ホールで、ミャンマーの木材や木工技術の展示会「ミャンマー・ウッド2016」が開催される。主催はミャンマー工業組合。ミャンマー商工会議所がオフィシャルサポーターとなっている。
展示品目は、製材、ベニヤ、パーティクルボード、合板などの素材。人工乾燥技術、建具機械、家具業界用機械などの技術製品となっている。
入場資格はビジネス関係者のみ。建築、建築コンサルタント、デザイン、森林産業に関する教育、木材輸出入、家具製造などの業者が対象となる。
森林資源豊富なミャンマーへ生産拠点を誘致
展示会では、主に中国の家具メーカーを対象に、生産拠点をミャンマーへ移すことを提案する。ミャンマーは森林資源が豊富で、家具需要の多い中国からも近く、家具ビジネスの拠点として最適な場所だ。現在、木工家具産業への期待が高まっている。
しかし、ミャンマー国内のメーカーでは木材加工機器や工場設備が不十分なため、木材を直接輸出している。外国取り引きを前提にした家具生産を行うためには、設備の改善が必須だ。
設備を整えた上で生産拠点を移せば、立地的に恵まれ、人件費も安いミャンマーでビジネスを展開する利点は大きい。
ミャンマーは国際通貨基金のプロジェクトにより、ASEAN諸国の中でも経済的成長が期待されている。
(画像:ミャンマー・ウッド2016ウェブサイトより)
外部リンク
ミャンマー・ウッド2016
http://www.myanmar-expo.com/
JETRO/展示会情報
https://www.jetro.go.jp/
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