ミャンマーニュース

在ミャンマー・フランス大使館は3月31日、チン州の生活支援とラカイン州の食糧不足改善のため、総額70万ユーロ（約8700万円）の支援を実施すると発表した。

昨年8月、ミャンマーは豪雨に見舞われ、国内の多くの地域において洪水の被害と地滑りの被害が発生した。フランス政府は、ミャンマーの洪水で被害を受けた被災者らを支援するため、食糧支援を実施してきた。

同国政府は、チン州の農家らが洪水被害から生計を立て直すために、今年4月から国際NGOと国内NGOが実施している2つのプロジェクトを支援している。

また、同国政府は、20年以上にわたってラカイン州で栄養失調の人々をサポートする飢餓救援団体の活動を支援してきた。

しかしながら、同州の州都シットウェや同州北部を中心に、栄養失調に苦しむ幼児や児童が多いことから、今後も継続的な支援が必要とされている。

ミャンマーでは、食糧不足と栄養失調に苦しむ人たちが多いことから、フランスは過去3年間で、ミャンマーに対し総額500万ユーロ（約6億2000万円）の支援を実施してきた。

外部リンク

在ミャンマー・フランス大使館（プレスリリース）
http://www.ambafrance-mm.org/la-France-alloue-700-000-EUR