2016-03-25 22:00
社会
ミャンマーの小学校に井戸を寄贈 大分・日田ロータリークラブ

かつては、40分以上かけて水汲みに
大分県日田市の日田ロータリークラブは3月23日、ヤンゴンから車で西へ約2時間のキータンゴン村に井戸を寄贈した件について同クラブのホームページに掲載した。同クラブは創立50周年記念事業として、同村に小学校を建設した。しかしながら、小学校の飲料水は、乾期には40分以上かけて水を汲みに行かなければならないなど、飲料水確保の面で問題を抱えていた。
そのため、小学校は同クラブに井戸を要望した。
同クラブは、キータンゴン村の小学校のほか、ワッチョン村の小学校にも井戸を寄贈することを決定した。
井戸からは、水が良く出て、水質はほぼ透明
同クラブの織田会長と橋本奉仕プロジェクト委員長は2月29日、井戸掘削工事が完成した様子を視察した。井戸の掘削は約70mと深いが、深く掘ることにより、水質が安定化するとされる。両校の井戸とも水が良く出るほか、水質はほぼ透明となっている。
両村の村役場は、同クラブが井戸と水槽を寄贈したことに対して、感謝状を贈呈した。
キータンゴン小学校では、年々生徒数が増加傾向にあるほか、小学校を増設する形で中学校が併設された。飲料水の供給が安定化することにより、学校のより一層の発展が期待される。
外部リンク
日田ロータリークラブ
http://www.hitarotary.com/archives/3423
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