2016-03-24 20:00
政治
テイン・セイン大統領 マンダレー地域のダムを視察

Hsedawgyiダム 総貯水量約4億1000万m3
テイン・セイン大統領は3月17日、マンダレー地域のHsedawgyiダムを視察し、担当者から同ダムに関する説明を受けた。説明を受けた後、同大統領は、エル・ニーニョ現象で高温と少雨の状態が続いているが、確実な水供給を行うよう指示した。同ダムは、1987年に完成した。発電量は12.5メガワット、総貯水量は約4億1000万m3である。これにより、約3万8000ヘクタールの農地に水を供給できるとされる。
新ダム完成で経済発展期待も、資金難により建設停止
なお、2006年よりAhtat Hsedawgyiダム建設プロジェクトが立ち上げられた。Ahtat Hsedawgyiダム(以下新ダム)は、Hsedawgyiダム(以下、現ダム)の上流約53kmに建設が予定されている。現ダムの貯水量は、年間流量の約3割にとどまることから、新ダムの建設によって、治水対策の向上が期待されるほか、発電量は64メガワットと、現ダムの発電量と比較すると大幅な増加が見込める。
新ダムが完成すれば、マンダレー地域の農地拡大と経済発展が見込まれているものの、同プロジェクトは、資金難を理由として2009年より計画が停止されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー大統領府(プレスリリース)
http://www.president-office.gov.mm/en/?q=briefing-room
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