2016-03-18 08:00
経済
トーエネック、ミャンマーで変電所、送電線の新設工事を受注

ODAの元請け企業として初の受注
中部電力系で電気設備工事などを手掛ける総合設備会社である株式会社トーエネックは15日、ミャンマー国内での変電所および架空送電線の新設工事を受注したと発表した。今回の事業は、ミャンマー連邦共和国電力省傘下のミャンマー・エレクトリック・パワー・エンタープライズより、円借款事業(ODA)として元請け受注する。ODA案件における元請け企業としての受注は同社にとって今回が初となる。
ティラワ経済特別区の電力インフラを整備
今回の工事では、ヤンゴン市中心部から南東20キロに立地しているティラワ経済特別区隣接地に変電所を新設。これと既設の変電所を結ぶ送電線(約16キロ)も整備する。周辺は大規模な工業団地で、日系メーカーなど外資企業の進出を見込んで開発が進められている地域であり、ミャンマーの経済発展における重要な拠点の1つだ。
工事完成の際には、ティラワ経済特別区に合計で約240MWの電力が供給される見込みとなる。工期は今年3月から2017年7月までを予定。
同社はこれまでに海外で実施した地中線工事などの技術・実績を生かし、今回のインフラ整備を通してミャンマーの発展に寄与したいとしている。
(画像は株式会社トーエネック ホームページより)
外部リンク
株式会社トーエネック プレスリリース
http://www.toenec.co.jp/news/2016/post-221.php
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