2016-03-21 10:00
社会
イギリスの教育NGO「Magic Bus」、ヤンゴンで活動開始

貧困の悪循環を断ち切るため教育の確立を目指す
イギリスを拠点とする国際NGO「Magic Bus」が、ヤンゴンの子どもたちのための教育プログラムを開始した。プログラムはThanlyin地区、Hlaing Thayar地区に暮らす2500人以上の子どもたちを対象とする。この地区には貧困層が生活し、貧困の悪循環を断ち切れない状態が続いている。
プログラムにはDulwichカレッジインターナショナル(DCI)による基金(DISF)の支援を受け、40万ドルが投じられる。2年間の計画で、教育と生計手段の確立を目指す。
プログラムは、地元で子どもたちのために活動する青年たちによって実施される。生活に必要な基礎知識や社会的な情報を教え、働くために必要な基礎的能力を養うことが目的だ。この活動により、将来の可能性が大きく広がることが期待できる。
インドでの実績をもとに効果的な手段で取り組み
Magic Busのプログラムは、インドの貧しい農村地域や都市部のスラム街で、40万人以上の子どもたちを指導し成功を収めている。この実績をもとに、ミャンマーでも同等の成果を実現することを目標としている。Magic BusのエグゼクティブディレクターPratik Kumar氏は、
Magic Busの方法論は、ミャンマー社会の根深い問題に対し、効果的に取り組む手段として有効だと強く信じている。(Mizzimaより)
と述べている。
(画像:Mizzimaより)
外部リンク
Magic Bus
http://magicbusuk.org/home/
Mizzima
http://mizzima.com/
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