2016-03-13 13:00
経済
味の素株式会社、ミャンマーで「味の素(R)」の事業再開

「味の素(R)」の生産(包装)・販売新会社を設立
味の素株式会社は、3月10日、ミャンマーでうま味調味料「味の素(R)」の生産(包装)・販売を再開すると発表した。生産工場を建設し、2017年9月より生産(包装)・販売を行う予定。新会社名は、ミャンマー味の素食品社、資本金は1000万米ドル(約12億円)。
2016年10月に包装工場の建設を開始し、2017年9月より、ヤンゴン、マンダレーの2都市から販売を開始する。その後、販売エリアの拡大を進め、将来的にはミャンマー全土での展開を図る。2020年度に売上高約30億円を目指すとしている。
ミャンマーは、アセアン地域ではインドネシア、ベトナム、タイに次ぐ市場規模を有する非常に有望な市場で、うま味調味料の年間消費量は約52,000トンにのぼる。
環境が整い事業再開
同社は、1996年にミャンマー味の素工業社を設立し、生産・販売を行っていたが、事業を取り巻く環境の変化により、2000年4月に事業活動を停止した。その後、ミャンマーでの経済開放政策が進んだことを受け、2012年よりタイ味の素社からミャンマー国内の販売を行ってきた。2014年の経済特区法や、2015年ヤンゴン管区のティラワ経済特区指針により、ミャンマーにおける事業再開の目途が立ち、準備を進めてきた。
(画像は味の素株式会社ホームページより)
外部リンク
味の素株式会社 プレスリリース
http://www.ajinomoto.com/jp/presscenter/
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