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2014-09-04 10:00

文化

ミャンマーカトリック教会500周年 記念式典を開催

カトリック教会
4年遅れの祝祭 民主化によって式典が可能に
8月30日、ヤンゴンで、ミャンマーカトリック教会の500周年を祝う式典が開催された。

(画像:カトリック・ニュース・エージェンシーより)

ミャンマー・カトリック教会では、2013年11月24日から 1年間を「祝祭の年(The 500th Great Jubilee Year)」と宣言し、イベントを行っている。

カトリック教会は今年、実際には504周年を迎える。しかし、500周年に当たる2010年当時の軍事政権下では、それを祝う状況になかったという。民主化によって政治情勢が大きく変わった今、ようやく祝祭の年を迎えることができたのだ。

アーティストがカトリックの普及を先導
式典では、カトリック・クリエイティブ・アーティスト協会がミュージカルを演じた。

プログラムは、ミュージック・アルバム「神の啓示(Revelation)」の発売にともなうミュージカル。カトリック教の普及を目的としている。

協会は、2012年、技術者、作曲家を含む40人のパフォーマーを集め、アーティストグループをした。今年初めには、ナショナルスタジアムで、音楽、タンスなどを複合したマルチカルチャー・ミュージカル「ナザレのイエス」も開催している。

彼らはテレビやラジオなどにも出演するトップアーティストで、民衆への大きな影響力を持っているという。

現在、ミャンマーのカトリック教信者は人口の約1%である50万人と推定される。カトリック教会では、神から才能を与えられたアーティストを通して、カトリックコミュニティを建設していきたいとしている。


外部リンク

カトリック・ニュース・エージェンシー
http://www.catholicnewsagency.com
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