2014-08-21 21:00
経済
UPS、ミャンマー市場に参入

航空輸送&海上輸送の両方を提供
8月19日(火)、アメリカの物流大手UPSがミャンマーで貨物の輸送事業に乗り出すと発表した。輸送サービスは航空輸送と海上輸送の両方を行う。(画像はUPSのHPより)
ミャンマー市場参入の経緯について
民政化が進み経済成長の著しいミャンマーでは、海外からの投資が急速に拡大しており、経済特区の開発など製造業を誘致する動きが高まっている。そして、中国など近隣諸国などとの貿易額も増加しており、国際通貨基金(IMF)によると、今年のミャンマーの経済成長率は8.5%に達すると見込まれている。そこでUPSはミャンマーの物流需要が急激に高まると判断した。
世界的大手企業の争い本格化の見込み
昨年、DHLはヤンゴンに全額出資子会社を設立しており、今年5月にはデンマークのAPモラー・マースクもヤンゴンに拠点を開設している。マースクによると、ミャンマーでは2020年までにコンテナ貨物輸送量が現行比4倍の60万FEU(40フィートコンテナ換算)まで増大すると見込まれている。
UPSがミャンマーに進出し、ミャンマーの物流市場で世界的大手企業の争いが本格化することが予想されている。
外部リンク
UPS HP
http://www.ups.com/content/jp/ja/index.jsx
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