2014-08-20 11:00
社会
ミャンマーの労働者、マカオの工場やカジノへ

給与相場はタイ・マレーシアの2、3倍
ミャンマーの海外職業紹介所 MoU(Memorandum of Understanding)が、マカオでの就業先を紹介し始めた。(画像:Eleven Myanmarより)
16日、MoUチェアマンのMin Hlaing氏が、ミャンマーの労働者をマカオの工場やカジノへ送る準備ができたと発表した。MoUは、マカオのエージェンシーとすでに契約を結んでいる。18日のローカル紙には、求人情報を興味深そうに見る人の姿が掲載された。
Min Hlaing氏は、
マカオは安全で穏やかな国だ。タイやマレーシアと比べ、給与の相場は2、3倍高い。労働省の認可もあり、労働者の安全や権利も保障されている。この機会を逃すべきではない。(Eleven Myanmarより)
と語っている。
雇用不足、低賃金 数百万人が海外就労
移民省によれば、ミャンマーでは国内の雇用不足と低賃金により、数百万人が海外に働きに出ているということだ。MoUは、すでにタイ、マレーシア、シンガポール、韓国、日本などへ正式に労働者を派遣している。
マカオでの就業先は主に工場やカジノになる予定。女性も受け入れる。労働者には、少なくとも月600ドルから1,000ドルの給与が支払われる見込みだ。
外部リンク
Eleven Myanmar
http://www.elevenmyanmar.com
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