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2014-08-19 23:00

文化

ヤンゴン・シティホールにブループラークを設置

ヤンゴンシティホール
歴史的建造物に与えられる銘板 ヤンゴン初
8月16日、ヤンゴン文化遺産トラスト(YHT)が、ヤンゴン・シティホールにブルー・プラークを設置した。

(Myanmar Times より)

YHTによるブループラークは、歴史的、文化的に重要と見なされる建築物に与えられる銘板。建築物の重要性を市民にアピールするために設置される。今回のシティホールをスタートに、今後100枚の銘板を歴史的建造物に設置するという。

ブループラークには、建物情報と、そこで働き、暮らした人々の情報が、ミャンマー語と英語で記されている。

建物の歴史と重要性をアピール
YHT創設者の U Thant Myint-U氏によれば、市民の中には重要な建築物の歴史的背景を知らない人もいるという。

ヤンゴンは、東南アジアで最も広範囲に、歴史的建造物が数多く存在する都市である。YHTでは、ブループラークの存在が文化遺産を守り、外国人観光客にもその歴史をアピールできるとしている。

YHTでは今後2、3年で100枚のブループラークを設置する予定という。その中の2、30件は築100年以上の建物だ。

オランダ・フィリップスが支援 調査によって対象建築物を決定
プロジェクトの費用75,000USドルは、オランダの企業フィリップスからの寄付で支えられている。資金を元に合計200枚の銘板が用意できる。しかし、どの建物を対象とするかを決定するためには、多くの時間が必要だ。

YHTでは、対象とする区域、通りを調査し、建物を選んでいる。 U Thant Myint-U氏によれば、全ての都市で調査をするには予算と時間が足りないということだ。


外部リンク

Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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