2014-08-20 20:00
文化
ミャンマー現代美術の父 Aung Myint が個展開催

白・黒・赤を基調とした絵画とインスタレーションを展示
ミャンマー現代美術の第一人者として知られる Aung Myint氏(68)が、ヤンゴンのTS1ギャラリーで14回目の個展を開催する。(画像:The Irrawaddyより)
展覧会のタイトルは「14A.M, 」。新シリーズの「Faces」を18点と、インスタレーション作品数点を展示する。作品は2013年から2014年にかけて完成したもの。白と黒を基調とし、変化によって傷ついた民族の精神を表す赤をポイントカラーに使用している。
彼が使う配色はメッセージをストレートに伝える。Aung Myint氏は、
私は他の色の利用方法を知らないので、違う色を使うことを怖く感じる。もし違う色を使ったら心地よくないだろう。
私は、上手な画家ではない。(The Irrawaddyより)
私は、上手な画家ではない。(The Irrawaddyより)
と語っている。
諸外国で活躍 ミャンマーでは2005年以来未公開
Aung Myint氏は、過去60回以上の展示を行っている。国内だけではなく、日本、シンガポール、ドイツ、オランダ、イギリス、フィンランド、ニューヨークでの展覧会も行っている。2002年には、ASEANアートアワードで、ミャンマー人として初めて優勝した経験を持つ。今回会場となるTS1ギャラリーはヤンゴンのLanthit埠頭にある。ディレクターのナタリー・ジョンストン氏によるPun+Projectsのひとつである。
彼女は5年前、Aung Myint氏の作品に出会った。そして彼が2005年以来、ミャンマーで作品を公開していないことを知った。
ジョンストン氏は、
彼の作品を展示することができて、非常に光栄だ。(The Irrawaddyより)
と語っている。
個展は8月15日から9月20日まで。
外部リンク
TS1ギャラリー
http://ts1yangon.com
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org
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