ミャンマーニュース

岸田文雄外相と韓国のユン・ビョンセ外相が、ASEAN地域フォーラム（ARF）の開催中の9日に公式の会談を行うと、8日発表された。

両国の外相同士の会談は、昨年9月以来で、ほぼ一年ぶりである。このフォーラムはミャンマーで行われるが、米国、中国、韓国、北朝鮮などが出席するため、岸田氏は公式の会談だけでなく、非公式の会談の実現も探っている。

日韓外相会談で日本側は、元戦時徴用工による損害賠償の請求訴訟や、水産物の輸入規制の問題を提起し、一方韓国側は、従軍慰安婦の問題について追及するとみられる。

また、両国の関係の悪化で、日韓首脳会談の実現が厳しくなっているため、この会談で接近し、実現にこぎつけたい考え。

岸田氏は、アメリカとの会談も開き、両国の懸念材料となっている北朝鮮の核・ミサイル問題について再確認する予定。また、韓国を加えた3カ国間の会談も、9日に開催する予定で話を進めている。

北朝鮮のリ・スヨン外相との会談も開催する予定だが、こちらは実現すれば10年ぶりの会談となる。

外部リンク

The Wall Street Journal
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/