2014-07-22 22:00
社会
Dalaに住む数百人が初めて水道水を使えるようになるまで

給水設備がまだまだ不十分なヤンゴン市街
ヤンゴン市開発委員会は、Dala郡区で最も深刻な水不足地域の世帯数百人が、最終的に7月から水道水を使えるようになると発表した。「我々の部署では、まだ敷設されるべき世帯がどのくらいあり、平均してどのくらい個人で使われるのか、そして現状で十分なのかを計算中です。敷設が登録されている世帯には、7月末までにパイプラインを提供するための最終段階に入ることになるでしょう」と、U Nay Win氏(ヤンゴン市開発技術部の担当者)は語る。
Yaza Thingyan区の256世帯とAnt Gyi区の190世帯には、給水管システムが敷設されるそうだ。
YCDC(ヤンゴン市開発委員会)から給水を受けているDala郡区の世帯は、主にため水に頼っている。水道設備のある世帯からバケツで水を買っている世帯もある。
暑い夏場の水不足は当たり前で、しばしば救援物資を運び込まなければならなくなることも。
U Nay Win氏によれば、YCDCは、従来トラックで水を供給していた地域に、公共の水タンクを必要な地域には新設したり、古いタンクは改修するなどして、直接各家庭への水の供給を開始した、とのこと。
しかし、YCDCは共同給水設備のいくつかの蛇口が閉められず、水を無駄にしてしまうことに不満をもらした。それは、各タンクに水の使用を監視する監督をつけているからだ。
給水設備の改善を喜ぶ市民
Yaza Thingyan区の居住者たちは、改善を歓迎するとThe Myanmar Timesに答えた。先週タンクから水を汲んだというKo Thet Naing Soe氏は「これまでのように、NGOが建ててくれた水タンクから決まった量の水しか運べないようなことがなくなります。YCDCによってタンクができたから。ポンプがタンクに直結していますから。」と喜ぶ。
Min Tone Lan でタンクを監督するKo Than Htun氏は、給水が改善されることは居住者の時間とお金の節約になると言う。
「私たちはもう外でカレーを買わずに済みます。」と彼は言った。「これまで、肉や野菜を洗うための十分な水がなかったから、出来合いの食べ物を買っていたんです。」
外部リンク
The Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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