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2014-07-22 05:00

文化

在日ミャンマー人の家族を描いた映画『Passage of Life』支援者募集中

Passage of Life
クラウドファンディングでの支援期間終了せまる!
ミャンマーと日本を舞台にした映画『Passage of Life』の製作プロジェクトが、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングにより、出資金を募っている。

同プロジェクトの支援期間は7月23日の0:00まで、クラウドファンディングのプラットフォーム専用サイト「CAMPFIRE」にて受け付けている。目標金額150万円に対し、達成率は現在71%(7月21日現在)。500円からパトロンになることができ、支援額に合わせた特典など豪華なリターンが受けられる。

(画像は『Passage of Life』のホームページより)

ミャンマーと日本の関わりを考える契機に
『Passage of Life』は日本とミャンマーの両国を舞台に、在日ミャンマー人の少年とその家族を描いた長編映画。今まで多くの邦画が日本人の家族を題材にして製作されてきたが、この映画では「家族」「ミャンマーの人々」をテーマに、日本に住み日本語を話す外国人に焦点を当て、新しい視点から家族というものの明部や暗部を描き出す。

撮影は国内だけでなく、“東南アジア最後のフロンティア”と呼ばれ、世界のビジネス界より注目されているミャンマーにおいても行われる。富裕層が財産を得ていく一方で、ストリートで生活する貧しい家族や子どもたちの状況など、現代のミャンマーの姿が表現される予定だ。

理不尽な世界への抵抗と、家族への愛と憎しみ
ストーリーは在日ミャンマー人の少年の視点で進められる。日本の小学校に通うミャンマー人の兄弟は日本語しか話せない。しかし父が難民申請に落ちたことで、母とともにミャンマーに帰国することに。葛藤する家族と少年の成長を追った物語だ。

監督はドバイ国際映画祭やなら国際映画祭などで入選上映の経験を持つ藤元明緒氏。現地制作協力にはミャンマーのアウン・コー・ラット監督が名を連ねる。今年4、7月にミャンマーへ渡航、8、9月に撮影を行い、11月に完成予定。来年夏に日本でも劇場公開を予定している。


外部リンク

CAMPFIRE/『Passage of Life』
http://camp-fire.jp/projects/view/1056

『Passage of Life』
http://www.passage-of-life.com/
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