2014-07-29 18:00
経済
ミャンマー初の電力マスタープラン案、概要発表

「ミャンマー電力セクター開発の展望」
2013年からJICAは、ミャンマーの電力マスタープランの策定を支援するために「電力開発計画プログラム形成準備調査」を実施してきており、この調査における電力マスタープラン案が固まりつつある。そんな中、JICAは株式会社ニュージェックと共催で公開セミナー「ミャンマー電力セクター開発の展望」を7月11日にTKPガーデンシティ品川で開催した。
(画像はJICA ニュースリリースより)
ミャンマーの課題
2011年の民政移管以降、ミャンマーはアジア最後の開発フロンティアとして世界の注目を集めている。そして、日本企業から今後の海外投資やビジネス展開先として高い期待が寄せられているが、電力供給力不足という課題を抱えている。マスタープラン案について
セミナーで発表されたマスタープラン案では、ミャンマーの電力需要は2012年の1875メガワットから、2030年には最低でも9100メガワット、最大では1万4542メガワットになると予測されている。そして、このような電力需要に対応するには、水力だけでなく、火力発電も開発していくという「電源バランス型」のシナリオがミャンマーに合っていると提案している。
参加者からは提案に対して具体的な質問が挙がり、マスタープランを実現できるのではないかという期待がうかがわれた。
外部リンク
JICA ニュースリリース
http://www.jica.go.jp/information/seminar/2014
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