2014-07-15 20:00
学術
東洋大学、多文化共生現地調査の報告

3名の研究員がミャンマーへ
「多文化共生社会の思想基盤研究」を課題としている東洋大学の国際哲学研究センター第3ユニットが、ミャンマーの宗教的状況に関する調査を行うために3名の研究員を現地へ派遣した。(画像は東洋大学HP 研究活動・社会貢献より)
ヴィパッサナー
ミャンマーの人口の約9割は仏教徒であり、現在、瞑想が盛んに行われている。そして、今回の調査目的の一つは瞑想の実態を視察することであった。ミャンマーではヴィパッサナーというヨーガや禅に共通する修行法が主流となっている。現地調査1日目
研究員3名は2月28日にヤンゴンに到着し、3月1日にヤンゴン市内のMaha-Sasana Yeiktha Meditation CenterとInternational Medetation Centerを訪問し、世界的に関心を集めている様子を確認することができた。その後、ビルマ独立の父であるアウン・サン将軍記念館、同将軍の名が冠せられたヤンゴン最大の市場、多数の信者が訪れる世界最大規模の仏塔であるシュエダゴォン・パヤーを訪れた。
現地調査2日目
3月2日はマンダレーに移動し、約1100人の修行僧が厳格な修行生活を営んでいるマハーガンダーヨン僧院を訪れた。その後、Dhamma Mandapa Vipassana Centreを訪れ瞑想を体験した。現地調査3日目
3月3日の早朝にヤンゴンに戻り、巨大大理石石仏寺院Loka Chantha Abhaya Labhamuni大仏を視察後、ミャンマー民主化のシンボル的存在である民主国民連合Nld(アウン・サン・スーチー党首)の事務所を訪問した。その後、市の中心部にあるスーレー・パヤー(聖髪の仏塔)を訪問した。スーレー・パヤーのすぐ近くには大きなキリスト教教会とイスラーム礼拝堂があり、多宗教が混在する環境を見ることができた。
外部リンク
東洋大学HP 研究活動・社会貢献
http://www.toyo.ac.jp/site/ircp/51912.html
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