2014-07-06 12:00
社会
ミャンマーの赤ちゃん、インドで心臓手術

生後2か月、複雑な手術に成功
重い心臓疾患を持つミャンマーの赤ちゃんがインドで手術を受け、成功した。(画像:The New Indian Expressより)
手術を受けたのは生後2か月の男の子Tharちゃん。生まれてすぐに心臓に穴が見つかった。ミャンマーで処置を受けたが結果は失敗に終わり、より良い治療のため両親と共にインドへ渡った。
74日の間、いくつかの転院を繰り返したが、6月23日、Kauvery病院で手術を受けた。複雑な手術だったが術後の状態は良好で、7月9日にはミャンマーに帰国するという。
ミャンマーの医療設備では対応できず
Tharちゃんは、先天性の欠陥により血流のコンディションが悪く、血液が肺に流れてしまう症状があった。体重は2,600gで、栄養状態も悪く、肺の感染症にも罹っていた。執刀した医師によれば、このような症状は5,000人に1人の割合でみられるという。ミャンマーの医療設備は基本的なもののみで、この症状に対応できる設備はない。Tharちゃんは現地医師の紹介を通して、生後2日目にインドへ飛び立つことができた。
渡航費、手術費などについては政府からの援助を待つ余裕がなく、Tharちゃんの家族が全額支払ったという。
外部リンク
The New Indian Express
http://www.newindianexpress.com/
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