ミャンマーニュース

国連難民高等弁務官事務所（以下「UNHCR」）によると、米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、6月20日の世界難民の日に、タイとミャンマーの国境にあるミャンマー・カレン族の難民キャンプを訪問した。

ジョリーさんは、以前から熱心な慈善活動家として知られ、今回の訪問もUNHCRの親善大使として訪問。

（画像はプレスリリースより）

ジョリーさんが訪問したのは、ミャンマーと隣接するタイ北部のメーホンソン県にあるバーン・マイ・ナイソイキャンプ。タイのキャンプを訪れるのは今回で4回目となり、1996年以来18年間バーン・マイ・ナイソイキャンプで暮らす3世代にわたるカレン族の難民と会った。

UNHCR広報担当者によると、ジョリーさんは難民が何を望むかに耳を傾け、どのようにキャンプを存続していくのか理解を深めたとのこと。

ジョリーさんは、タイとミャンマーの国境のキャンプに何十年も住んでいるミャンマー人難民のことを忘れないよう、国際社会に訴えた。

ハリウッドのスーパースターのこのような活動は、瞬く間に世界に広がり、大きな影響力をもつ。世界の多くの人々が難民たちの置かれている状況を理解し、援助の手を差し伸べてくれることを望む。

外部リンク

国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）日本語
http://www.unhcr.or.jp/html/index.html

国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）英語
http://www.unhcr.org/cgi-bin/texis/vtx/home

国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）プレスリリース
http://www.unhcr.org/53a417149.html