2014-07-01 19:00
社会
ワールド・ドラッグ・デイ 大量の麻薬を焼却処分

ミャンマーとタイで押収、総額4億ドル
6月25日、ワールド・ドラッグ・デイのキャンペーンとして、ミャンマーとタイで大量の麻薬が焼却処分された。(画像:The Malaysian Insiderより)
焼却されたのはアヘン約1.3トン、ヘロイン約225キログラム、メタンフェタミンタブレット約1.2トン。その大半は、タイ国境に近いシャン州の都心部で押収された。ミャンマーのアンチ・ドラッグ委員会の発表によれば、押収量は総額1億3,000ドルの価値があったという。
タイでは約2.5トンのメタンフェタミンと、約74キログラムのアヘン、約21キログラムのヘロインが押収された。こちらは総額2億7,200億ドルに相当し、両国の合計は約4億ドルとなった。
シャン州でアヘン生産が増加 国連が警告
アフガニスタン、ラオス、タイ、ミャンマーからなる「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれ、世界で最もアヘンの生産が多い地域とされている。ミャンマーのアヘン生産量は、アフガニスタンに次ぐ第2位。世界アヘン生産量の約10%を占めている。ミャンマーのアヘン生産は約98%がシャン州で行われている。それらの地域では、アンチ・ドラッグ委員会の活動に対する圧力がかかっているという。
国連薬物犯罪事務所の調査によれば、ミャンマーでは60,000ヘクタール近くがケシの生産に使われているという。同事務所は、ミャンマー、タイの一部地域でアヘンの生産が上昇していることに対して警告を発している。
外部リンク
The Malaysian Insider
http://www.themalaysianinsider.com
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