2014-06-09 12:00
社会
過激派仏教僧、Ooredoo参入に抗議

イスラム教国からの企業、完全排除の姿勢
ヤンゴンの過激派仏教僧が、モバイル事業に参入するカタールの通信企業、Ooredooに対するボイコット行動を起こしている。(画像:mizzimaより)
仏教徒たちが、イスラム教徒が大半を占める国からの事業参入に、厳しい態度で抗議を始めた。
6月7日、Venerable Parmuakha氏がボイコット運動を組織し、政府に対し、イスラム教徒による企業に事業ライセンスを与えたことを抗議した。
Venerable氏は、
仏教徒は、仏教徒による企業のみを利用してほしい。事業による利益は仏教徒のみが受けるものであってほしい。(mizzimaより)
と主張する。
Ooredooは静観 着々と進むモバイル普及事業
ヤンゴンでは、既にOoredooとノルウェーのテレノールが支店を開設。Ooredooは約150億USドルを投じ、広告も大々的に行い、格安のSIMカードを販売している。販売はヤンゴン、マンダレー、ネピドーなど主要都市部で予定されている。携帯電話は9割の国民にとって手の届かない存在であったが、利用者拡大への取り組みは着々と進んでいる。
Ooredooのスポークスマンは、
すべての人は平等であり、互いに尊敬するに値する存在だと信じている。我が社の参入による、人々へのポジティブな影響が明らかになれば、批判的な行動も間もなく消え去ると考えたい。(mizzimaより)
としている。
外部リンク
mizzima
http://www.mizzima.com
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