ミャンマーニュース

オーストラリア出身の夫妻が、ミャンマーで移動食堂「The Food Truck Harmoneat」をスタートした。

（画像：harmoneat.com）

プロジェクトディレクターのMeg Berrymanさんは、ミャンマーでの就業経験がある。夫のDavid Haleさんとともに、伝統的なミャンマー料理を提供する。

メニューはシャン州のヌードル、アラカン州のシーフードサラダ、カチン州のスパイシーチキンなど、ローカルなレシピをそろえている。

Harmoneatは食事を提供するだけではなく、現地の料理人を招き、外国人観光客や滞在者に向けてミャンマー料理教室も開催する。現地の食材を使い、レシピをシェアすることで、コミュニティーとの交流を図るのが目的だ。

Harmoneatは会話をきっかけに交流しながら、135の民族からなるミャンマー国内を巡る。

プロジェクトのゴールは、民族の多様性を認め、コミュニケーションを通してポジティブな社会を作ること。

多民族からなるオーストラリアでは、食事を通して互いを理解する文化がある。彼女の出身地であるノースコートでは、特にその傾向が強いという。

彼女たちは、民族抗争が続くミャンマーにフードトラックを走らせることで、コミュニティー間の架け橋になろうと考えている。

運営資金はオンラインファンドでの寄付を募っている。5月20日から20日間を期限とし、58,000USドルを目標に開始した。現在14,000USドルの資金が集まった。

外部リンク

harmoneat.com
http://harmoneat.com/

Herald Sun
http://www.heraldsun.com.au/