2014-06-07 09:00
学術
【ミステリアス・メコン】26種の動植物を発見

ユニークなナマズ、チョコレート色のカエルなどが明らかに
6月3日、WWFは、ミャンマーで、これまでに知られていなかった動植物の存在が明らかになったと発表した。新種は、WWFが5日に発行したレポート「ミステリアス・メコン」に掲載される。(画像:WWFより)
発見された新種は、植物14種、魚類7種、両生類4種、は虫類1種。2012年から13年にかけて発見された。
複雑な迷路のような模様のドラゴンフィッシュ、ラカイン州の森に生息するショウガのような植物、イラワジ川支流に生息する、ユニークな形状のナマズ、細長い手足を持つチョコレート色のヒキガエルなど、興味深い新種ばかりだ。
開かれた研究の道 生物多様性保全への投資を
メコン川は、生物学的に非常に豊かな環境である。長い軍事政権時代、動植物の生態に関する研究も世界から閉ざされていた。民主化によって研究の道が開かれたが、今後はそれらを保護することが必要だ。WWFミャンマー管理プログラムのマネージャーは、
ミャンマーにはまだ発見されていない貴重な動植物が生息している。生物多様性を保全するため、また、持続可能な開発のために投資が必要だ。(WWFニュースより)
と述べている。
外部リンク
WWF
http://wwf.panda.org
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