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2014-06-11 17:00

経済

米国の飲料缶製造メーカーと日本の自動車部品メーカーがティラワ経済特別区に進出

ティラワ経済特別区
MJTDが米国の大手企業とティラワ経済特別区へのプラント建設で調印
6月6日、ミャンマー最大の都市ヤンゴンのSedona Hotelで行われた式典で、ニューヨーク証券取引所上場の金属包装大手、Ball Corporation とMJTD (Myanmar-Japan Thilawa Development Company)は、ヤンゴンから南へ25kmに位置するティラワ経済特別区のAクラス地区での飲料缶製造プラント建設に合意、調印を行った。

(画像はThe New Light of Myanmar)

同社のCEO、Scott Morrison氏は、この設備に4億ドルをかけて、2015年中頃までに操業を開始したいと語っている。この設備で製造した缶は、長期供給契約を結ぶ米コカ・コーラのミャンマー法人コカ・コーラ・ピンヤ・ビバレッジズ・ミャンマーに販売する。

日本の自動車部品メーカーもティラワ経済特別区へ進出
また、この式典では、駐ミャンマー大使の樋口建史氏が、日本の自動車部品メーカーである名古屋に本社のある江洋ラヂエーターとも、同じ6日にMJTDとの間で同様の契約が結ばれたと述べた。

MJTDの梁井崇史社長兼CEOは、11カ国、45社から同特区に関する問い合わせが寄せられていると語り、また、「多くの企業と交渉が進んでおり、プラスチック製品、建築資材、製鉄分野のミャンマーの企業や、スウェーデンの企業にもクラスAの400ヘクタールの区画への誘致を提案しているところ」と付け加えた。


外部リンク

The New Light of Myanmar
http://issuu.com/myanmarnewspaper/docs/7.june_14_nlm
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