2014-06-11 06:00
政治
ラングーン事件追悼式 韓国側遺族が参列

1983年、北朝鮮による爆破テロ
6月6日、1983年の北朝鮮によるテロ事件の追悼式が、ヤンゴンで行われた。(画像:mizzimaより)
ラングーン事件として知られるこのテロ事件は、1983年、当時のミャンマーを訪問中の韓国大統領暗殺を狙った爆破テロ。北朝鮮の工作員により実行された。
記念追悼式典には、多数の韓国大使や遺族が集まった。参加者は17名の死者の名が刻まれた石碑に、白い花を添えた。
韓国・ミャンマーの友好関係強化へ
事件は、ミャンマーの英雄アウン・サン氏の墓所で発生した。献花をするために現地を訪れた全斗煥大統領一行のうち14名が負傷、17名が死亡した。ミャンマー側は、32名が負傷、4名が死亡した。大統領は、交通渋滞のため予定より1、2分遅れて現地へ到着したため、難を逃れた。事件前は友好関係を築いていたミャンマーと北朝鮮の関係も悪化。神聖な地での事件にミャンマーは強固な態度をとり、2007年に国交復活するまでの24年間、両国の国交は断絶していた。
来年は、韓国、ミャンマーの国交樹立40周年に当たる。韓国外務大臣は、記念石碑の建立に際し、ミャンマーの協力を受けたことを感謝の意を述べた。そして、両国間の友好関係がさらに深まることを望むと語った。
外部リンク
mizzima
http://www.mizzima.com
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