2014-05-10 09:00
社会
オーストラリアのジャーナリストが国外追放

報道の自由を求める集会を取材 国外退去へ
5月8日、オーストラリア国籍のジャーナリストがミャンマー当局によって国外追放された。(画像:The Irrawaddyより)
追放されたのはニュースエージェンシーDVB(Democratic Voice of Burma)に所属する記者、Angus Watson(アンガス・ワトソン・24)氏。ビジネスビザ条件に反する行動を理由に、出国管理局が国外退去を命じた。
ワトソン氏はミャンマー中央部の Magwe で、報道の自由を求める集会を取材した。この集会には、政府によって拘束されているDVBジャーナリスト Zaw Pe 氏を支持する目的もあった。
ミャンマー当局はワトソン氏が集会を取材しただけではなく、参加したと判断したという。
DVB局長は、
DVBは正式にライセンスを受けたメディアグループであり、ミャンマーの法に基づいた活動をしている。彼はヤンゴン事務所で仕事をするためのビザを所有している。なぜ取材が正当化されないのか理解できない。(Irrawaddyより)
としている。
定まらないビジネスビザ規定 観光ビザ入国のジャーナリストも
今年に入りミャンマー入国管理局は、外国人ジャーナリストに認められるはずのビジネスビザを不許可にしはじめた。規制では3か月から6か月の就労が許可されるが、1、2週間のみ許可する措置もとられている。これによって、観光ビザで取材をしようとするジャーナリストも増えている。観光ビザでの取材は罰せられることはないが、取材自体が難しいという。
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org
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