2014-05-03 09:00
社会
国境なきピエロ団、ミャンマー紛争地域を訪問

カチン州でパフォーマンス 子どもたちに笑顔を
貧困地域や紛争地域、自然災害に苦しむ子どもたちに笑顔を届ける「Clowns without Borders International(国境なきピエロ団)」が、ミャンマーのカチン州を訪問した。(画像:Planウェブサイトより)
カチン州では、紛争によって10万人以上が住む場所を失い、国際避難民となっている。国境なきピエロ団は、7か所の難民キャンプに暮らす2,500人以上の子どもたちを訪問した。
訪問地では、3人のピエロが歌い、アクロバット、ジャグリングなどを披露。子どもたちを楽しませた。
緊張状態で常にストレス 笑いで心を回復
国境なきピエロ団はユニセフのサポートを受けながら活動している。今回の訪問は、国際避難民をサポートするチャリティー団体、「Plan」によるコーディネートで実現した。Planは設立以来75年、サポートを必要とする子どもたちのために活動している。国境なきピエロ団のマネージャーは、
私たちのパフォーマンスは、子どもたちをトラウマから救い出せる。笑うことによって感情を表に出し、緊張から解き放たれる。(ロイターより)
と語る。
Planの一員は、
緊張状態に置かれている子どもたちは、常に強いストレスを受けている。悪夢にうなされたり、攻撃的になるのは当然の現象だ。国境なきピエロ団の活動は、心の回復のために効果的なアプローチだ。(ロイターより)
と話している。
Planは、今後も国連など国際的機関と関わり、カチン州の難民、特に子どもや女性をサポートとしていくという。
外部リンク
Plan
http://plan-international.org/
ロイター
http://www.trust.org/
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