2014-04-30 22:00

お知らせ/イベント

2019年アジア競技大会 ミャンマー開催の可能性狭まる

アジア大会
期待もたれる大会ホストも状況は厳しく
ミャンマーはスポーツ復興においてもアジアにおいて一流を目指すスタンスだが、19年アジア大会の開催を辞退したベトナムを代替することは今回かなわないようだ。

(トゥデイHP)

ASEAN議長国としての役目を優先させた格好
ミャンマーのスポーツ当局はSEA(東南アジア)ゲーム連盟委員会の会談後、「世界第二位のマルチスポーツイベントの開催は国として大きく整理しなければならない事柄だ」と話し、「政府が主催に同意できる選択肢をもっていて、(ミャンマーの)出場選手に十分な準備が出来ているならば我々はそれに同意する」

「しかし政府にはASEAN議長国を引き継いだ後に対処しなければならない重大事項が山積している」

「我々は十分な設備やインフラを持っているが、このような大きなスポーツ大会を開催するには専門知識と労働力の面において十分とはいえない」

「SEAは11ヵ国での開催だがアジア大会は45ヵ国だ。ミャンマーでの開催は時期尚早と考えている」と事実上19年大会の開催を否定的に述べた。

大会ホスト選考は再び頓挫
19年アジア大会は本来の開催予定国だったベトナムが景気後退や予算上の制約を理由に辞退し、アジアオリンピック評議会は代替開催地の選考に乗り出していた。

アジアの一員として国際大会を堂々とホストできる事は国の先進化の証しといえるが、ミャンマーには国内の社会的基盤の構築に課題が残されているようだ。


外部リンク

トゥデイ ミャンマー 19年アジア大会の入札を冷却
http://www.todayonline.com/sports/myanmar-cools-talk-2019

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