2014-04-05 17:00
経済
海外からの投資で15万の雇用を生み出す

外国投資額450億ドル+雇用機会15万
ミャンマー投資委員会(以下MIC)によると、ミャンマーへの外国投資は、ミャンマーの人々に15万以上の雇用機会をもたらした。国家計画経済開発省の統計によると、今年1月末時点で、ミャンマーへの外国投資額が450億ドル以上になるようだ。
(画像はイメージです)
MICの取り組み
MICは、政府所有の土地のレンタル権限を付与するだけでなく、私的な所有を促進している。また、外貨建ての送金などの経済規制も支援している。さらに、外国投資法、ミャンマー市民投資法に基づいて、ローカルおよび国際的な投資を可能にした。
現時点では、それがさらなる雇用機会を作り出すために最も重要となっているようだ。
今後のキーポイントは「電気」
当初の見通しより高い成長をしたため、昨年の10月に世界銀行とアジア開発銀行(ADB)により経済成長率6.8 %増と上方修正された。昨年の平均経済成長率5.8%から、2014年に6.6%、2015年に6.9%と上昇が見込まれているが、物価上昇などの懸念もある。
もちろん、物価上昇のみならず、賃金の上昇、不動産の上昇、電気料金の上昇もあるだろう。
現在、ミャンマーでは人口の28%にしか電気の供給がされていない。この電気供給事情が改善されない場合、経済成長に深刻な脅威をもたらすことになるだろう。
エネルギー問題を解決するためには、貧困削減と地域開発の促進が重要になる。
そして、すべての民族に電気が供給されることが、平和へもつながるのではないだろうか。
外部リンク
アジア開発銀行(ADB)
http://www.adb.org/
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