2014-04-06 19:00
社会
日本政府、難民・避難民、帰還民、無国籍者支援へ資金供与

290万米ドルがミャンマー支援に
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、日本政府から総額 1億2580万米ドルの資金供与を2014年第一四半期に受けた。この資金はアフリカ、中東などで行われている29の事業で活用され、ミャンマーには避難民支援として290万米ドルが使われる。UNHCRの人道支援活動は、自発的な寄付によって支えられており、日本は米国に次ぐ第2位の拠出国である。2013年に日本が拠出した総額は2億5293万9102米ドルであり、この金額は2013年UNHCRが全世界から受け取った寄付総額の8.7%にあたる。
(画像はプレスリリースより)
1300万米ドルは女性たちのために
補正予算全体のうち1300万米ドルは、女性への性と性差による暴力の予防と対処、女性の能力強化と保護活動に大きく役立てられる。特に、難民の女性への支援に使われる。具体的には彼女たちのメンタルケア、教育、法的支援など彼女たちの生活環境改善に努める。
ミャンマーへの支援
ミャンマーは無償資金協力を得ることができ、ミャンマー南東部、ラカイン州、カチン州、北部シャン州の避難民への支援が行われる。支援内容は、避難民のシェルター建設や修繕、コミュニティ強化、暴力や搾取からの保護などである。そして、「無国籍者の地位に関する条約」が採択されてから60年目となる今年、高等弁務官は無国籍問題の解決に力を入れており、ミャンマーでも無国籍者など身分証明書がない人への支援が行われる。
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.or.jp/html/2014/03/pr-140331.html
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