2014-03-20 16:00
文化
ミャンマーのロックバンド、テキサスのフェスで演奏

ソーシャルメディアで資金難を乗り越え、渡米実現
ミャンマーのインディーズロックバンド「Side Effect」が、アメリカ・テキサスのミュージックフェスティバルで演奏した。(画像:Irrawaddyより)
3月16日、テキサス州オースティンで「The South by Southwest(SXSW)」が開催された。フェスティバルには80以上の地域から2,000ものバンドが参加した。
その中にはミャンマー初となる出演者 Side Effect の姿もあった。直前まで渡米が実現するか不確定だった彼らだが、ソーシャルメディアを通した基金調達に成功し、2,000ドルの航空券を手に入れることができた。
アメリカの経済制裁により、一時は基金の返金も
Side Effect は2011年、インドネシアでデビュー。その後ドイツ、デンマーク、マレーシアでの演奏を果たした。2012年にはファーストアルバムをリリース、アメリカのクラウドファンディングを利用して活動資金の調達キャンペーンを始めた。しかし、キャンペーン開始当初、アメリカによる経済制裁に違反すると指摘され、すでに集まっていた資金3,000ドルは返金されてしまったという。
バンドのリーダーは、
当時の状況を考えれば当然の処置だったが、いまだにアメリカ政府に3,000ドルを貸しているような気分だ。(Irrawaddyより)
と語っている。
SXSWでの演奏は大成功だった。観客は、オリジナリティあふれるバンドの演奏に感動し、涙したという。
SXSWの後、彼らはロサンゼルスやニューヨークでのライブも望んでおり、アメリカとヤンゴンのクラウドファンディングなどを通して資金調達を続けている。
外部リンク
Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org/
The malay mail online.com
http://www.themalaymailonline.com/
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