2014-03-25 09:00
社会
早くもレッドゾーン!? ミャンマーのUVレベルが最高水準に

例年以上の紫外線 6月には最高値に?
夏に入ったミャンマーでは、例年以上に紫外線が心配されている。(画像:The Irrawaddyより)
気象学者の Tun Lwin 氏がミャンマー12拠点で調査したところ、今年はUVレベルが非常に高く、いずれも数値は危険なレベル。
Tun 氏は3年前からUVレベルの測定を開始。今年は最高レベルだという。この数日間の各地のUVレベルは、ヤンゴンで12.4、ネピドーとマンダレーが12.3、ダウェイが12.6、ミャンマー最南端の街 Kawthaung では13.8を記録した。
太陽光から発生する紫外線は、少量の場合人体に良い影響を与えるが、レベル10から11以上で皮膚に有害なレッドレベルとなる。ヤンゴンでは昨年、レベル13近くを記録した。今年は雨期に入る6月頃、レベル14に達するのではないかと懸念されている。
日中の外出に注意 慢性皮膚病、失明のリスクも
ヤンゴンでは多くの人が、紫外線による慢性皮膚病の治療を受けている。皮膚がんや失明など、深刻な症状も見られる。過去数年に見られる気温の上昇も深刻だ。2012年4月には摂氏56℃、5月には62℃という記録があり、死者も発生した。
Tun氏は、
日中は外出を避けるべきだ。外に出るときは体全体を覆う服を着なければ、人体に直接影響する。(The Irrawaddyより)
と注意を促している。
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org/
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