ミャンマーニュース

KDDI のミャンマー現地法人KDDIミャンマーは、日本企業の現地事業をサポートする「ミャンマービジネスセンター」の運営サービスを開始した。


民主化とともに日本企業の進出も本格化しているミャンマーに、事業立ち上げをサポートするサービスが生まれた。

KDDIミャンマーが運営する「ミャンマービジネスセンター」は、ヤンゴン市のビジネス中心部に30ほどの部屋を構えるレンタルオフィスだ。

まだ通信環境が不十分なミャンマーにおいて現地での通信インフラ構築は困難を極めるが、このレンタルオフィスには電話、インターネット、Wi-Fiなど、開業に必要な環境がすべて整えられている。

オフィスは1室あたり2〜5人程度の広さで24時間365日利用可能。複合コピー機、FAX、パソコン、シュレッダー、会議室などの設備もそろっている。利用料金は月額1,500ドルから。1か月からの契約が可能である。

受付は日本語、英語、ミャンマー語などで対応ができるスタッフが担当し、電話応対、車手配、清掃、お茶出しなどの業務サポートも提供する。IT関係のサポートやセキュリティも完備、エントランスや各部屋のドア施錠だけではなく監視カメラも備えられている。

KDDIミャンマーは、今年1月、KDDIと子会社のKDDIシンガポールの共同出資によって設立された。レンタルオフィスの他、ITサポート、ICT関連コンサルティング、ネットワーク構築支援など、ミャンマーでのビジネス全般をサポートする。未知の部分が多いミャンマーに新規参入を計画している企業にとって、心強い存在となりそうだ。

外部リンク

KDDI プレスリリース
http://www.kddi.com/

KDDI Singapore（KDDIミャンマーの設立について）
https://www.kddi.com.sg/