2014-02-14 08:00
経済
ドイツ、ミャンマーの債務免除に合意

14億8,000万ドルの半額免除を決定
2月10日、ドイツのヨアヒム・ガウク大統領は、ミャンマーが負債する14億8,000万ドルの借金のうち、半額の返済を免除する協定に合意した。調印はネピドーで行われ、ドイツ財務省および経済協力・開発省大臣が署名を確認した。(画像:ELEVEN MYANMAR)
協定では、残額7億4,000万ドルについては、利子3%をつけ15年以内に返済することで合意を得た。
大統領はあわせて、ミャンマーにビジネス拠点を設立し、ミャンマー進出を計画するドイツ企業をサポートする意向を示した。
ミャンマーの民主化支援 債権国各国が債務免除の方向へ
ミャンマーの諸外国への負債は50年間で大きく膨らみ、1962年から1988年までのネ・ウィン政権下で84億ドル、2011年までの暫定軍事政権下で26億ドルとなっている。ミャンマーの経済改革と社会基盤構築の支援を目的に、債権国19か国からなるパリス・クラブは、これらの債務免除について1年前から交渉を重ねていた。
日本は世界銀行とアジア開発銀行に対する債務9億ドルについて、ミャンマーに融資を決定、総額30億ドル以上の免除を決定した。ノルウェーは5億3,400万ドル全額の免除を決定している。
外部リンク
ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/
EPOCH TIMES
http://www.theepochtimes.com/
Malaysian Digest.com
http://malaysiandigest.com/
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