2014-02-14 18:00
政治
テインセイン大統領、連邦記念日のメッセージを発表

少数民族との和解に向けて国家団結を
2月12日、ミャンマー連邦記念日に際し、テインセイン大統領は、少数民族と連邦政府との統一に向けての力強いメッセージを発信した。(画像・THE IRRAWADDY)
首都ネピドーで、連邦記念日のセレモニーが行われた。セレモニーには副大統領、軍将校など国家の要人がそろい、テインセイン大統領がスピーチをした。
スピーチでテインセイン大統領は、連邦政府は武装グループとの恒久的な平和を築くために結束し、停戦に向かって全力で取り組んでいることを伝えた。
来月の停戦合意に期待 現代的な民主国家へ
1947年2月12日は、アウンサンスーチー氏の父、アウンサン将軍が諸民族の統一を目指し、Panglong協定を締結した日である。テインセイン大統領は、政府はこのPanglongの精神に基づいて国の結束を強化し、平和で現代的な民主国家の確立に向かっていると語った。そして、全ての国民が民族統一に向けて結束するべき時であることを強調した。
しかし、今週も、ミャンマー北部ではカチン州とシャン州の武装民族が政府軍と衝突したとの報告があった。カチン州では未だ10万人が難民となっている。
3月には国家の全面的な停戦に向けて会談が行われる。ミャンマーのメディアは、今回のテインセイン大統領のメッセージが停戦合意への強力な手助けになるとの見方を示している。
外部リンク
THE IRRAWADDY
http://www.irrawaddy.org/
Radio Free Asia
http://www.rfa.org/
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