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2013-04-17 15:00

その他

上組がミャンマーでトラック輸送事業をスタート、物流事業に対応

運送
ヤンゴンに事務所を開設
上組は4月9日、ミャンマー向けにトラック他各種車両を船積みし、同国でのトラック事業に本格参入すると発表した。

同社は2012年7月に、25ヶ所目の海外拠点となるヤンゴン事務所を開設し、現地での情報収集および市場調査を行った。

その結果、同国の急速な経済発展に伴うトラック運送需要の増大が見込まれると判断し、この3月に同国最大手の物流企業であるEver Flow River社(E社)とトラック共同事業に関する契約を締結した。

上組はE社のあるヤンゴン市ダゴン地区で事業を開始し、香港にある子会社を通じてE社との合弁会社の設立準備を進めており、49%を出資する予定だ。

穀物等の物流部門でも
ミャンマーでは物流需要が高まっているが、大型トラックは少なく、合弁会社は2014年末に日本製トラック180台を整備する方針だ。

合弁会社は、同国最大の都市ヤンゴンと第2の都市マンダレーを結ぶ幹線道路を中心に、中国やタイ国境までの約1800キロのルートで事業を展開し、年商1億円超を目指す。

また、上組は2012年末に米の集荷、加工、販売を行う国策民営会社のMAPCO社とミャンマーにおける共同運営事業に関する覚書を締結し、合弁事業への移行を進めている。

この事業では穀物等を取り扱う倉庫業を基盤に、トラック輸送、水運、鉄道などを利用した同国内での物流とフォワーディングを複合させた海外展開を進める方針だ。

同社は4月1日にベトナム、ホーチミン市で合弁会社「上組ベトナム」を設立しており、発展が期待されるアジア各国で積極的な投資を行っている。

外部リンク

株式会社上組│ニュースリリース
http://www.kamigumi.co.jp/common/
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