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2014-01-28 11:00

社会

ミャンマー、裏の権力、軍の横暴

ミャンマー軍
軍人による性的暴力が多発
先週、ミャンマーの女性団体が、信じがたい事実を暴露した。ミャンマー各地の複数の村で、今でも、軍人によるレイプの被害が存在しているという。軍事政権崩壊後も、権力を保持する軍の抑圧により人々は苦しめられ、また、民主化の妨げにもなっている。

民主政権への移行にもかかわらず、ミャンマー軍は国の方針を左右できる、基本的な役割をにぎっている。また、兵士による権力の濫用と強姦の恒久化は、民主主義の進展の重要な妨げになっている。

軍人への処罰の加重、少数民族問題、経済対策など、民主化の道を突き進むミャンマーには、まだまだたくさんの課題が山積みである。

Image:by Druid's Nectar(画像はイメージです)

100件を超える軍人によるレイプ事件
バンコクに事務所を構える、ミャンマーの女性人権保護団体によると、2010年11月の総選挙以来、現在まで、100件を超える軍人によるレイプ事件が発生していた。

ほとんどの被害者たちは、極度に暴力的な性的暴行を受けた後、死亡している。被害者の中には、7才の少女も含まれていたという。

テイン・セイン大統領は、実態を検証し、軍人への処罰を明確化する方針を示した。


外部リンク

Le Journal International
http://www.lejournalinternational.fr/

Le Monde
http://www.lemonde.fr/

France 24
http://www.france24.com/
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