2014-12-10 14:00
社会
EU、ミャンマーの社会改革に700万ユーロを支援

今後7年間、多方面で継続的な支援を
12月8日、欧州連合(EU)は、ミャンマーの社会改革のためにおよそ700万ユーロを支援すると発表した。EUによる支援額は688万ユーロ(900万ドル)。2014年から2020年、7年間かけて支援を実施する。ミャンマーは、国が抱えるさまざまな問題解決を解決するため、この援助を活用していく。
EUは、
今後7年間、EUはミャンマーのすべての人々が利益を受けられるよう、継続的に取り組んでいく。(Press TVより)
と表明した。
人権問題を中心に、農村地域開発、食糧、教育支援も
ミャンマーは1962年の軍事政権発足以来、国際社会から孤立していた。3年前にスタートした民主政府により国際社会からの制裁も緩和され、社会改革が進んでいる。しかし、少数民族と政府の争いや、仏教徒によるイスラム教徒迫害など、人権的な問題はまだ解決していない。これは国際的に問題視されており、人権団体から強く批難されている。先月にも、国連が、カチン州で起きた反政府軍との争いについて警告を発している。
EUはこれらの人権問題の他、農村地域の開発支援、食糧の供給や栄養源の確保、教育環境改善などに関して、支援を続けていく意向を示した。
(画像:Press TVより)
外部リンク
Press TV
http://www.presstv.ir
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