ミャンマーニュース

ミャンマーのテイン・セイン（Thein Sein）大統領は、3,073人の受刑者に恩赦を与え、10月7日に解放。ミャンマー情報省のイェ・トゥッ（Ye Htut）大臣が自身のFacebookで明らかにした。

開放された受刑者のなかには、懲役100年以上を宣告されていた軍上級関係者や軍諜報部のリーダーも含まれている。また、開放された受刑者には58人の外国人も含まれていた。

人権団体は、まだ数百人が投獄されたままであると推定しており、引き続きすべての政治犯の開放を求めている。

テイン・セイン大統領は2011年に大統領に就任して以来、すでに1,000人以上の政治犯を開放している。

（画像はBBC Newsより）

情報省によると、「人権」「平和と安定」「法の支配」「国家団結」のために受刑者を解放。

元受刑者で現在は政府委員会のメンバーの一人は、来月に控えたASEAN首脳会談を見据えた恩赦のように見えると述べている。

これまでミャンマー政府は10回以上の恩赦を実施しているが、「恩赦」が“ミャンマー政府には慈悲深い政策がある”ということを国際社会や地域議会に向け強調する手段となりつつあるようだ。

外部リンク

Former MI general among 3000+ prisoners released
http://www.mmtimes.com/

Myanmar to release 3,000 prisoners to aid 'stability'
http://www.bbc.com/news/world-asia-29517697

Myanmar's President Pardons Political Prisoners
http://abcnews.go.com/International/