ミャンマーニュース

ミャンマー北部で行方不明となった登山者の捜索をしていた探索チームのために食糧の運搬を担当していたヘリコプターが、9月27日にカチン州（Kachin state）のプタオ空港（Putao airport）を離陸した約20分後に行方不明。

登山者の捜索には、タイ、米国、中国のヘリコプターが参加しており、行方不明のヘリコプターにはタイのパイロットとミャンマーのパイロット、そしてミャンマーパイロットの個人アシスタントが乗っていた。

登山者は8月31日にミャンマー最高峰カカボラジ山（Hkakabo Razi mountain:5,881m）の登頂に成功。しかしその後、予定通りにベースキャンプにもどらなかった。捜索はミャンマー最大の実業家の一つであるトゥー財団（Htoo Foundation）が中心となり活動している。

（画像はIRRAWADDYより）

行方不明からすでに10日がたち生存の可能性が弱まるなか、10月7日に行方不明者の1人、パイロットアシスタントが森をさまよいLan Kha村へ到着。

その後、同日夕方5時に残り2人のパイロットも無事救助されたことをトゥー財団のFacebookで明らかにしている。

アシスタントによると、ヘリコプターは墜落し爆破。ミャンマー人パイロットを残骸の近くに残してタイ人パイロットとミャンマー人アシスタントが救助を求め森に入ったが、タイ人パイロットは途中で引き返したようだ。

2次災害となったヘリコプターの行方不明は大きな惨事には至らず無事解決したが、登山者2人はいまだ発見されていない。

外部リンク

Missing Helicopter Found in Burma With All Occupants Alive
http://www.irrawaddy.org/burma/breaking-news/

3 From Missing Helicopter Walk to Myanmar Village
http://abcnews.go.com/International/wireStory/

Missing Helicopter Rescue Crewman Found Alive in Myanmar
http://www.voanews.com/content/missing-helicopter