2014-10-11 22:00
経済
日本郵船がミャンマーで「完成車の総合物流サービス」をリード

海上輸送+内陸輸送
日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)は、2014年10月14日よりSilverbird Auto Logistics Limited.と提携し、ミャンマー国内での「完成車の内陸輸送サービス」を開始する。Silverbird Auto Logistics Limited.は、ミャンマーで完成車輸送用キャリアカーを保有し運行する総合物流企業だ。
日本郵船は、2011年より日本-ミャンマー(ヤンゴン港)間で自動車専用の定期船を再開し、現在では月2便の海上輸送サービスを実施している。
定期船は日本からの中古車輸入が大半を占めていたが、2014年以降ミャンマーの自動車市場は大きく変わり、外国ブランドの新車が急増。そのため、今後さらに内陸輸送サービスの需要が高まることが予想される。
日本の海運企業では、海上・内陸輸送を手がける取り組みは初めてと見られる。
(画像はプレスリリースより)
「完成車の総合物流サービス」を提供
日本郵船では、内陸輸送サービスの開始とともに車両保管、PDI(完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス)、通関手続きなどを含めた「完成車の総合物流サービス」を提供。また、2015年には船舶代理店として総合物流事業やコンテナ・ライナー事業を展開しているPhee Group、Silverbird Auto Logistics Limited.、日本郵船の3社で新会社NYK Silverbird Auto Logistics Limited.(NSAL)を設立する予定である。
これらのサービスが開始されることで、ミャンマー経済のさらなる活性化が期待される。
外部リンク
日本郵船株式会社
http://www.nyk.com/
日本優先株式会社のプレスリリース
http://www.nyk.com/release/3131/003496.html
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