2014-09-26 08:00
文化
ヤンゴンで【ザ・パラソル・プロジェクト】が開催

ヘルスケアNGOが主催するアートイベント
9月13日から19日、ヤンゴンでパラソルを使ったアートイベントが行われた。(画像:BBHCより)
The Better Burmese Health Care(BBHC)による「ザ・パラソル・プロジェクト」が開催された。37名のアーティストが参加し、会場には91点の色鮮やかな作品が展示された。
モチーフは風景や花、人物などの他、パゴダや僧院、僧侶、ブッダの足跡など、宗教的なものが多い。アウンサンスーチー氏を描いた物もある。
パラソルはエーヤワディーの Pathein Hti 地区で作られた物を使用している。 Pathein Hti 地区は古くから竹や綿を使ったハンドメイド・クラフトワークが盛んで、外国人観光客も訪れる。イベントに使うパラソルは、普段は僧侶が使っている物だという。
アジアワースト3位の医療予算 収益は貧困層のヘルスケアに
BBHCは、ミャンマーの医療従事者によるNGO。2005年、国内の貧困層へのヘルスケア・プログラムを実施するために設立された。活動は全国に渡り、現在、その存在は公的にも認められている。しかし、増え続ける患者に対する資金が足りない。
国民の健康に関するミャンマーの国家予算は非常に少ない。現在の予算では公的医療を受けられるのは6.5%に過ぎない。アジアでは下位3位である。
ザ・パラソル・プロジェクトの作品は、オークション方式で来場者によって値がつけられる。収益はBBHCの活動資金として活用する。
外部リンク
BBHC
http://betterburmesehealthcare.org
ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com
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